第7回 相談援助の仕方について学ぼう
2024年09月08日開催

第7回 相談援助の仕方について学ぼう

開催日時

2024年09月08日(日) 10:00〜16:30

定員

会場60名

会場

会場(大阪府教育会館たかつガーデン)

講師

土屋 徹

受講費用

会場:10,000円(税込)

申込締切

2024年09月02日(月)

令和6年度の報酬改定により、家庭連携加算(居宅への訪問による相談援助)、事業所内相談支援加算(事業所内での相談援助)について、訪問支援を促進する、家族のニーズや状況に応じた支援の提供を促進する、オンラインによる相談援助を推進するなどの観点から見直しが行われ、個別とグループでの支援に整理され、きょうだいへの支援も含まれることを明確化し、新しく「家族支援加算」となりました。

「相談って何かアドバイスをしないといけないし難しい」
「従業員は若いし、相談なんてまだまだ。。」と思われている方が多いのではないでしょうか?

『「当該障害児の療育に係る相談援助」とは、直接的に障害児の療育そのものの相談援助でなくとも、障害児のより良い療育に影響する内容の相談援助(例えば、保護者の状態や家庭環境が障害児の療育に影響を及ぼしている場合における状況の改善に係る内容)であれば、加算の対象として差し支えないものとする』と令和3年度障害福祉サービス等報酬改定等に関するQ&A VOL.2
(令和3年4月8日)に明記されています。

そこで今回は、基礎的な知識を確認しながら、保護者・家族を支援するとはどういうことかについて考え、個別や集団での相談の具体的な受け方だけでなく、アドバイスの仕方、「教え方、伝え方、ほめ方」についても実践を通して学びます。
心理的教育的アプローチの方法や、ペアレントトレーニングに必要な保護者相談の手法についてなど、保護者とのかかわりを考えるうえで基本となる内容になっています。

この研修では、相談や利用者への支援に必要な様式もたくさん入っており、講習を受けた日からやってみようという気になったと好評も得ております。

児童の支援者の方や児童発達支援管理責任者さんだけでなく、障害福祉サービスの支援者の方やサービス管理責任者さん、相談支援専門員さんも、相談の受け方や利用者や家族への伝え方、SSTの方法など、広く活用できる内容となっておりますので、ぜひご参加ください。

支援の場においては「質」が問われ、高度な知識や技術が求められるようになってきています。また最近の運営指導では、研修受講の有無を聞かれ、積極的な研修受講も勧められているようです。
この機会に基礎的な知識を確認し、具体的な方法や考え方は、先生のわかりやすく楽しいお話から一緒に学びましょう。

令和6年度ペアレントトレーニング実践者(ペアレントトレーナー)養成講座の「第3回」となります。

講師

講師:土屋 徹

精神科病院で15年看護職。国立精神神経センター、精神保健研究所、研究員として10年学び、現在「フリーランス ナース&ソーシャルワーカー」として活動中。3つの精神科クリニックの他、大学や専門学校の非常勤講師、施設等でスーパーバイザーを行いながら、日本各地で研修を行っている

前回受講者の声

○相談について詳しく学べたことや、ペアトレをする上で、どんなことを学べていければいいか。等を学べてよかった。
○集団支援 個別支援のシートを使った実践について具体的に学べました。
○今回の研修をうけて、相談する側から相談受ける側になるにあたり、悩みを解決してあげたいと思ってしまっていたことに気づきました。 主役(対象)は話の中の人物でなく相談者で、必ずしもその場で解決する必要はなく、どうしていきたいか、今後どう取り組めるかを見つけられたら良いと言われ、考えを改めさせられました。