第13回 育てにくいのには理由がある。保護者支援や相談援助について考えよう
開催日時 |
2025年02月15日(土) 13:30〜16:30 |
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定員 |
会場50名 |
会場 |
会場(広島県尾道市) |
講師 |
土屋 徹 |
受講費用 |
3,000円(税込) |
申込締切 |
2025年02月10日(月) |
児童福祉法の中で、児童発達支援や放課後等デイサービス、保育所等訪問など、障がいや特性により生きにくさをもつ子どもへの支援が強化されています。また、発達障がいを持つ子どもや医療的ケアの必要な子どもへの支援も強化されました。その中で専門性を必要とする保護者への相談支援が増えており、支援者も障がいや特性を持つ子どもたちに適切なかかわりを求められています。
そこで、この研修では講義や実技演習を交えながら、子どもにかかわるために必要な基礎的スキルを身につけ、専門性を持った支援が実践できるよう、「障がい児支援のための基礎的スキル講習会」を実施することにいたしました。
当研修会では、保護者・家族への相談支援や支援に必要なソーシャルスキルやライフスキルの基礎的知識やトレーニングの必要性、具体的導入方法、アセスメント技法、活動プログラムの考え方など、すぐに現場で実践活用できる内容を、講義や演習を通して、先生の実体験を交えながら、わかりやすく楽しくお話をしていただきます。ぜひご参加ください。
相談ってどうしたらいいの?
こんな相談を受けた経験ありませんか?
どうして…。ほかのこどもと比較してしまい悪い面や問題点ばかりに目が向く
『どうにかしなきゃ』と一生懸命になるばかりに、怒ったり・怒鳴ったり、改善させようとしてしまう
つい、「ダメー。」「早く、早く。」「ちゃんとしなさい。」など『イライラ、ガミガミ、自己嫌悪…』
相談って経験のある人が受けるんじゃないの?
「どうしたらいいの?」と聞かれるから、何か答えをあげなきゃ。。。でもわたしでは無理だよ…
一緒に子育てや支援をする上で大切になる「相談」について、実践を通して“一緒に子育てをするために相談を活用するコツ”を学びましょう。
幼児期・学童期・思春期など成長発達段階での悩み、子どもの特性や支援の仕方・考え方など、基礎的な知識を確認しながら、先生の実体験をもとに、わかりやすく楽しくお話をしていただきます。
障がいの有る無しに関わらず、保護者が相談することでストレスをためず、優しい子育てができることを目指します。ぜひご参加ください。
※2025年2月16日と両日受講の場合、受講料が割引になります。
講師:土屋 徹
精神科病院で15年看護職。国立精神神経センター、精神保健研究所、研究員として10年学び、現在「フリーランス ナース&ソーシャルワーカー」として活動中。3つの精神科クリニックの他、大学や専門学校の非常勤講師、施設等でスーパーバイザーを行いながら、日本各地で研修を行っている
講習受講者の声
○今回の研修をうけて、相談する側から相談受ける側になるにあたり、悩みを解決してあげたいと思ってしまっていたことに気づきました。 主役(対象)は話の中の人物でなく相談者で、必ずしもその場で解決する必要はなく、どうしていきたいか、今後どう取り組めるかを見つけられたら良いと言われ、考えを改めさせられました。
○現地での研修は他の事業所の先生のお話も聞くことができて情報交換もできて有意義な時間を過ごせました。