第18回 ペアレントトレーニング(基礎編)
開催日時 |
2023年10月22日(日) 9:30〜15:30 |
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定員 |
会場20名 ZOOM80名 |
会場 |
会場(愛媛県東温市)+ZOOM併用 |
講師 |
土屋 徹 |
受講費用 |
会場:5,000円 ZOOM:4,500円(税込) |
申込締切 |
2023年10月18日(水) |
厚生労働省の発達障害者支援施策に「発達障害児者及び家族等支援事業」があり、この事業の一つである「家族のスキル向上支援事業」では 、保護者に対するペアレント・トレーニング( ペアトレ)やペアレント・プログラム(ペアプロ)の実施等が勧められています。
ペアレントトレーニングとは、子どものよいところを見つめながら、好ましい行動を増やし、保護者のストレスが高まらないように子育てをするための取り組みです。
支援者の皆さんがペアレントトレーニングを行うことにより、保護者の悩みへの寄り添いかた、また悩みの種類が分かるなど、思わぬ「気づき」につながります。
放課後等デイサービスや児童発達支援の中での「保護者支援」の一つの方法として、ペアレントトレーニングをすでに実施していたり、導入を検討されている事業所も増えてきています。
そこで、10月に「ペアレントトレーニングの基礎」、11月には「ペアレントトレーニングの実践」についての研修を企画しています。
今回の基礎編では
・ペアレントトレーニングとは
・ペアレントトレーニングがなぜ有効なのか、なぜ必要か
・実施するための基礎的知識と考え方
について学びます。
令和3年度の改正で、児童発達支援・放課後等デイサービスには事業所内相談支援加算(Ⅰ)(Ⅱ)ができました。月に2回保護者の方に事業所へ来ていただき、従業者が個別や集団で相談援助を行うことで、加算を算定することもできます。この中の集団相談の中には具体的方法として「ペアレントトレーニング」が掲げられています。
支援の場においては「質」が問われ、高度な知識や技術が求められるようになってきています。また最近の実地指導では、研修受講の有無を聞かれ、積極的な研修受講も勧められているようです。
この機会に基礎的な知識を確認し、具体的な方法や考え方は、先生のわかりやすく楽しいお話から一緒に学びましょう。
ペアレントトレーニング実践者(ペアレントトレーナー)養成講座の「実践編第4回」となります。
※ZOOM受講の場合、資料はご自分で印刷をお願いします。研修中の話し合いにはブレイクアウトルームを利用します。
なお、会場での模擬体験など、一部に参加できないプログラムがあることをご了承ください
講師:土屋 徹
精神科病院で15年看護職。国立精神神経センター、精神保健研究所、研究員として10年学び、現在「フリーランス ナース&ソーシャルワーカー」として活動中。3つの精神科クリニックの他、大学や専門学校の非常勤講師、施設等でスーパーバイザーを行いながら、日本各地で研修を行っている
前回受講者の声
○良いところを見つけてほめることの重要性を改めて学びました。
○好ましくない行動に目がいってしまい、イライラしていることが多いので、できたことからほめる習慣をつけたいと思いました。
○成長に応じて悩みが出てくるため、継続して受けることが必要だと感じました。
○実際に実施するかもと思って受けるとハードルの高さを感じました。けれど今日の様子(午前中に保護者が受けていた様子)をみると、みんな笑顔で終了することができていたので、進め方ややり方をもっと深めたいと思いました。