第3回 こども分野における5領域と支援の考え方について学ぼう
2024年06月16日開催

第3回 こども分野における5領域と支援の考え方について学ぼう

開催日時

2024年06月16日(日) 10:00〜17:00

定員

会場20名 
ZOOM80名

会場

会場(愛媛県東温市)+ZOOM併用

講師

土屋 徹

受講費用

会場:8,000円 
ZOOM:8,000円(税込)

申込締切

2024年06月10日(月)

令和6年度障害福祉サービス等報酬改定(障害児支援関係)改定事項の概要の中で、

○総合的な支援と支援内容の見える化を進める観点から、運営基準において、事業所に対して、5領域とのつながりを明確化した事業所全体の支援内容を示すプログラム(支援プログラム)の作成・公表を求めるとともに、未実施の場合の報酬の減算を設ける

ということが明記されました

本基準は、総合的な支援の推進と事業所が提供する支援の見える化を図るため、事業所に対し、5領域(「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」)との関連性を明確にした事業所における支援の実施に関する計画(支援プログラム)を作成し公表するものとされています

放課後等デイサービスガイドライン(改訂)の概要の中でも、

放課後等デイサービスは、たんにこどもが知識やスキルを身につけることが目的ではなく、様々な遊びや体験活動の機会を通じて生きる力を育むことが目的であり、支援は「発達支援(本人支援・移行支援)」「家族支援」「地域支援」に大別される。
「本人支援」として、障がいのあるこどもの発達の側面から、「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」の5領域において、将来、日常生活や社会生活を円滑に営めるようにすること。包括的かつ丁寧にこどもの発達段階や特性に応じた支援の提供が重要であり、全てのこどもに5領域の視点を網羅したオーダーメイドの支援が行われることが重要である。と書かれています。

この講座は
○5領域についての基礎的知識
○5領域と支援プログラムの考え方
○個別支援計画の立て方
について現在の情報の中からの内容で組み立てています。

令和6年4月10日現在、こども家庭庁から出ている情報をもとに、研修の案内をしています。

※ZOOM受講の場合、資料はご自分で印刷をお願いします。
研修中の話し合いにはブレイクアウトルームを利用します。
なお、会場での模擬体験など、一部に参加できないプログラムがあることをご了承ください

講師

講師:土屋 徹

精神科病院で15年看護職。国立精神神経センター、精神保健研究所、研究員として10年学び、現在「フリーランス ナース&ソーシャルワーカー」として活動中。3つの精神科クリニックの他、大学や専門学校の非常勤講師、施設等でスーパーバイザーを行いながら、日本各地で研修を行っている

前回受講者の声

○5領域を意識して支援することで、より具体的に強みにフォーカスした支援を提供できると思った。家族支援や地域支援も意識して支援の幅を広げていきたい。また専門的支援を有効的に取り入れることでより専門的なアプローチが可能になると感じました。このような研修の機会はとても貴重なので今後も参加させていただけるとありがたいです。

○今回、5領域を意識しての個別支援計画書作成に関しての研修に参加して、常日頃、関わっいる児童の支援内容が、5領域のどの分野に当てはまるのか考えさせられ、今後、個別支援計画書を作成する際の手助けになりました。 今後も、今回の様な研修(児童分野)に参加して、知識のブラッシュアップに取り組んでいきたいと思います。

○実際に支援計画を立ててみる活動も含まれていたので、現場でどのように活かせば良いのかイメージがわきました。

○5領域を意識した支援計画書の作成をする上での、ヒントになりました。