第11回 ペアレントトレーニングについて学ぼう
開催日時 |
2025年01月18日(土) 14:00〜17:00 |
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定員 |
会場20名 ZOOM50名 |
会場 |
会場(愛媛県東温市)+ZOOM併用(実践部分は見学) |
講師 |
土屋 徹 |
受講費用 |
会場:3,000円 ZOOM:3,000円(税込) |
申込締切 |
2025年01月14日(火) |
厚生労働省の発達障害者支援施策に「発達障害児者及び家族等支援事業」があり、この事業の一つである「家族のスキル向上支援事業」では 、保護者に対するペアレント・トレーニング( ペアトレ)やペアレント・プログラム(ペアプロ)の実施等が勧められています。
ペアレントトレーニングとは、子どものよいところを見つめながら、好ましい行動を増やし、保護者のストレスが高まらないように子育てをするための取り組みです。
支援者の皆さんがペアレントトレーニングを行うことにより、保護者の悩みへの寄り添いかた、また悩みの種類が分かるなど、思わぬ「気づき」につながります。
放課後等デイサービスや児童発達支援の中での「保護者支援」の一つの方法として、ペアレントトレーニングをすでに実施していたり、導入を検討されている事業所も増えてきています。
今回の研修では
・ペアレントトレーニングとは
・ペアレントトレーニングがなぜ有効なのか
・実施するための基礎的知識と考え方
について学びます。
まずは、自分たちがペアレントトレーニングを体験してみませんか?
令和6年度の報酬改定で、従業者が個別や集団で相談援助を行うことで、家族支援加算を算定することができるようになっています。この集団相談の中には具体的方法として「ペアレントトレーニング」が掲げられています。
支援の場においては「質」が問われ、高度な知識や技術が求められるようになってきています。また最近の運営指導では、研修受講の有無を聞かれ、積極的な研修受講も勧められているようです。
この機会に基礎的な知識を確認し、具体的な方法や考え方は、先生のわかりやすく楽しいお話から一緒に学びましょう。
※ZOOM受講の場合、資料はご自分で印刷をお願いします。研修中の話し合いにはブレイクアウトルームを利用します。
なお、会場での模擬体験など、一部に参加できないプログラムがあることをご了承ください
講師:土屋 徹
精神科病院で15年看護職。国立精神神経センター、精神保健研究所、研究員として10年学び、現在「フリーランス ナース&ソーシャルワーカー」として活動中。3つの精神科クリニックの他、大学や専門学校の非常勤講師、施設等でスーパーバイザーを行いながら、日本各地で研修を行っている
前回受講者の声
○好ましい行動をした際には、ほめ方は難しいけれどもほめることは大事であることが改めて分かり、今後はその子一人ひとりにあったほめ方を工夫してほめていきたいと思います。
○繰り返して何度も研修やグループワークなどをしないと、学んだことが薄れていくような気がするので、定期で開催されるといいな、と思います。
○ペアトレは保護者と本人が笑顔になれる方法を検討すること、また、日々の支援、関りで叱ることがダメではなく、叱った後にどのようにフォローしたり、どのように褒める場面を設定していくかが大切であることが理解できました。
○自分たちが気づけるようなファシリテートをしていただき、ケースを考える、やり方のバリエーションを増やす良い機会となりました。