第14回 ティーチャーズトレーニング、SST、LST、遊びと活動プログラム
開催日時 |
2025年02月16日(日) 9:30〜16:30 |
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定員 |
会場50名 |
会場 |
会場(広島県尾道市) |
講師 |
土屋 徹 |
受講費用 |
会場:6,000円(税込) |
申込締切 |
2025年02月10日(月) |
児童福祉法の中で、児童発達支援や放課後等デイサービス、保育所等訪問など、障がいや特性により生きにくさをもつ子どもへの支援が強化されています。また、発達障がいを持つ子どもや医療的ケアの必要な子どもへの支援も強化されました。その中で専門性を必要とする保護者への相談支援が増えており、支援者も障がいや特性を持つ子どもたちに適切なかかわりを求められています。
そこで、この研修では講義や実技演習を交えながら、子どもにかかわるために必要な基礎的スキルを身につけ、専門性を持った支援が実践できるよう、「障がい児支援のための基礎的スキル講習会」を実施することにいたしました。
当研修会では、保護者・家族への相談支援や支援に必要なソーシャルスキルやライフスキルの基礎的知識やトレーニングの必要性、具体的導入方法、アセスメント技法、活動プログラムの考え方など、すぐに現場で実践活用できる内容を、講義や演習を通して、先生の実体験を交えながら、わかりやすく楽しくお話をしていただきます。ぜひご参加ください。
ペアレントトレーニングやソーシャルスキルトレーニング(SST)、ライフスキルトレーニング(LST)などは、発達に特性のある子どもたちへの支援や保護者支援のため、障がい福祉や児童福祉の分野で取り入れられることが増えています。
ティーチャーズトレーニングとは、ペアレントトレーニングの手法を用いた具体的なやり取りのコツを『行動理論に基づき、子どもの好ましい行動を増やし、好ましくない行動を減らすための技術を先生方が獲得する』ためのプログラムです。
それぞれのトレーニングの特徴を知り、子どもたちの特性を理解することで、ほめながら好ましくない行動を減らしていく方法について確認しながら、実際のプログラムや実践の仕方について学びます。アセスメントシートを活用しながら、発達に特性をもつ子どもに対する課題の設定の仕方や、遊びの中での支援の仕方について学びます。教材の使い方や、友達との付き合い方の教え方など、「今すぐ取り組むこと」ができる内容ばかりです。
またこの研修では、利用者への支援に必要な様式もたくさん入っており、演習を行いながら基本的な考え方を学んでいくことで、「日々の支援の中でうまくいかなくて悩んでいること」が、講習を受けた日から現場で行う支援のポイントとして確認できる仕組みになっています。
基礎的な知識を確認しながら、具体的な支援の方法や考え方について、先生の実体験を交えながら、わかりやすくお話をしていただきます。ぜひご参加ください。
※2025年2月15日と両日受講の場合、受講料が割引になります。
講師:土屋 徹
精神科病院で15年看護職。国立精神神経センター、精神保健研究所、研究員として10年学び、現在「フリーランス ナース&ソーシャルワーカー」として活動中。3つの精神科クリニックの他、大学や専門学校の非常勤講師、施設等でスーパーバイザーを行いながら、日本各地で研修を行っている
研修受講者の声
○ティートレとSSTを一緒に行うと効果的だと感じました
○明日からの支援に生かせることばかりだったので、他の職員とも共有して支援にあたりたいです。
○事業所のスタッフへ研修会の内容の情報共有をしたいと思った。SSTについて、実際の現場でモデリングをすることがより効果的であることを学んだ。
○土屋先生の発問により、自然に考えが深まっていく感じでした。